うちの長女は、そろそろ3才になります。
来てます。
イヤイヤ期。
何が大変って、歯磨きです。
毎日、娘を押さえつけて、奥さまと、私と2人がかりで、歯磨きをしていました。
毎日バトルをしていたある日、奥さまが歯医者で見つけてきました。
魔法のアプリ。
その名もポケモンスマイル。
今日は、このアプリを紹介すると共に、ICTだからこそできる、子どもの学びを考えてみようと思います。(育児とICTの2兎を追う記事です)
1 すごいぞ ポケモンスマイル
これは、歯磨き習慣付けアプリです。
歯磨きをすると、一生懸命に磨くに応じて、なんとポケモンが捕まえて、コレクションできるというアプリです。
しかも、習慣付けするためのギミックがすごい。
一つづつ紹介します。
2 ARを使って、磨いてる子の頭にポケモンが!
鏡を見て、自分の歯を見ながら歯磨きをしてほしいですよね
ただ、洗面台って子どもにとって高いし、100均で卓上鏡を買ってもなかなか使わない(小学校低学年を担任で持ってことがあるからわかります。)
このアプリがすごいのが、スマホのインカメで磨いてる子の顔がうつり、その頭の上にピカチュウなどのポケモンが乗るんです。
つい、スマホを覗きこんでしまいますね。
3 しっかり歯を磨けたらポケモンゲット!
歯ブラシの動きに応じて、だんだんその靄が消えていきます。
どんなポケモンが出るのかな。
子どもはどんどん歯ブラシを動かしていきます。
ちなみにしっかり磨けると、モンスターボールではなく、マスターボールが投げられます。
ポケモンを一度はやったことある人はピンと来るギミックですね。
マスターボールを目指そうと子どもはさらに手を動かします。
歯を磨きたくなる仕掛けがしっかりと入ってます。
ちなみに150匹ほど現在は収録されています。
毎日磨いて、コンプリートまで半年。
息の長いアプリになりそうです。
4 歯磨きのあとは記念写真!
歯磨きが終わったあとにもごほうびが。
歯を磨いている写真を4枚提示してくれます。
その中から1枚選んで、デコレーション。
デコレーションのシールも毎日ひとつずつ増えていきます。
うちの娘、これ大好きです。
どんどんデコっていきます。
5 ポケモンスマイルから学ぶICTの使い方
さて、ここからは、先生向けです。
授業とは、とかく先生が問題を提示します。どこまで手を尽くそうとも、子どもには「やらされ感」は付きまとうものです。
もちろん、子どもが自然事象から自分で問題を発見し、実験し、解決できたらそれは最高です。
しかし、そんなことをやっているのでは、教科書を終えることができません。
だからこそ、先生が問題を提示し、考えさせる流れになってしまいます。
さて、翻って、ポケモンスマイルを見てみましょう。
これはポケモン×ARを使うことで
と、今までのアナログ(手鏡、親や教師による、歯磨きの確認・評価)では成し得なかったことをすべて解決してくれるのです。
こんなに”楽しい”がつまっているアプリが無料です。
せっかく一人1台端末になったので、特に小学校低学年から中学年に向けていれてみるのはどうでしょうか。
きっと子どもは我先にと給食を食べ。歯を磨き出すことでしょう。
「歯を磨きなさい!」なんて先生は怒らなくてすむし、子どもは楽しいしwin-winです。
(もちろん、これをきっかけに絶対将来ポケモンのゲームを買う子どもはいるので(株)Pokemonの策略ですが、まぁそれは脇においておいて)
僕のICTの利用の理想を突き詰めたアプリです。
子どもがつい手を出したくなるそんな”しかけ”が満載です。
アナログでもデジタルでもいいので、授業の中にそんな一捻りをぜひいれてみたいですね。
6 まとめ
ポケモンスマイルはすごいぞ!というお話をしました。
・歯磨きで困っているおうちの方試してみて!
・歯磨きの習慣付けを楽しく親子でできるアプリ
・子どもができない、やらないとつい怒ってしまいがち。そこを解消できます。
・子どもが楽しくなる"しかけ"のアイデアがたくさんつまったアプリ
でした。
困っているおうちの方ぜひ試してみて!
そして、子どももおうちの人もみんなにこにこしましょう!
授業でもポケモンに負けないような仕掛けを考えていきます!
スーさんでした。
7 リンク
ポケモンスマイル公式HP
※記事内の画像は、ポケモンスマイルの公式サイトの物を使わせていただきました。
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